厚労省、診療報酬改定方針を決定
医師らの負担軽減へタスクシフティングなど
厚生労働省は、来年度行われる診療報酬改定の基本方針を決めた。医師の時間外労働上限規制の適用が始まる2024年を見据え、厳しい勤務環境の改善する取組を評価する。タスク・シェアリング/シフティング(業務共同化・移管)やチーム医療の推進、届出・報告の簡素化、ICTの利活用などを盛り込んでいる。12月9日に開催された社会保障審議会医療部会で提示・了承された。今後は年内を目途に改定率を決定する方針で、今回の基本方針を踏まえた上で、具体的なサービスの点数などを詰める。財務省や被用者保険の団体などは、制度の持続可能性を保つことなどを理由に、引き下げを要求。一方で、日医をはじめとする医療関連団体などは、医療従事者の働き方改革実現などに向けて必要な財源を確保したい考えだ。
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