2018年7月9日 博士前期課程、定員の一部を「修士」へ(第8588号)

博士前期課程、定員の一部を「修士」へ
中教審大学院部会で論点、現状踏まえ対応
人材養成目的に照らした最適な教育課程編成を

前期2年・後期3年の修了期間となっている大学院博士課程だが、現状は前期のみで修了する学生が多くみられる。こうした現状を踏まえて、7月3日に文部科学省会議室で開かれた中央教育審議会大学分科会大学院部会の会合では、博士前期課程の一部の定員を、当該博士前期課程とは異なる修士課程として切り出すとともに、残りの部分を5年一貫の博士課程として整理するといった論点が示された。さらに「研究者養成」「高度専門職業人養成」といった博士課程内部でプログラム分けを適切に行うなど、人材養成目的に照らした最適な教育課程を編成することなどを今後進むべき方向性として打ち出している。

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