今後の医学教育の在り方について議論している文部科学省の有識者検討会は、8月16日に開催した会合で、これまでの議論の整理を行った。大学病院が約6万人もの医師を地域医療機関に派遣しており、地域医療体制の中核的存在となっている一方、診療報酬体系でこうした点を考慮した評価が行われていないことを問題視。適切な評価と支援を行うよう、国に対して求めている。また、地域医療機関での臨床実習の推進など、教育機能を含めた役割分担の必要性を強調。さらに、現在公開している財務情報では、厳しい財務状況がわかりづらいとの指摘があることを踏まえ、附属病院セグメントの財務状況に関する損益計算書や貸借対照表の開示を検討することも求めている。
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