医科大学・医学部で〝教育〟を担当する教員の適切な評価を促すための議論が進んでいる。4月18日に開催された文部科学省「今後の医学教育のあり方に関する検討会」会合で示された第2次中間とりまとめ案に盛り込まれた。診療と教育に力を入れる医師を『臨床指導教員』と呼称し、昇進の道を開いている海外の事例を参考に、評価の仕組みを整備することとしている。評価項目としては、授業時間数のような量的データだけでなく、学生アンケートの自由記載の内容といった質的データも加味する。
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