内部人材登用慣行が「研究力向上を阻害」
財務省が財制審分科会で公募徹底を要請
わが国大学で慣行として継続している研究室内部からの人材登用による縦割り意識の醸成が、研究力向上を阻害している―。財務省はこのほど開催された財政制度等審議会の分科会で、わが国科学技術に関する問題点をこのような観点から示した。米国大学では2割程度である自校出身教員割合が、わが国では京大で6割にのぼるなど、高いことを問題視。内部登用の高さが目立っていることを踏まえ、公募による登用の徹底を求めている。
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