行き過ぎた競争至上主義に流されず、純粋に好奇心を追求することで競争優位性を築いてきた〝日本の強み〟に立ち戻ることが必要―。伊藤公平慶應義塾長は、2月25日に開催された総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)基本計画専門調査会で、わが国基礎科学力を回復させるための提言を行った。〝脇道・横道〟を積極的に受け入れる土壌醸成や、研究者の独自性で視座の高い研究に注力できる環境の整備などを提唱している。さらに、理系博士課程では、前期・後期一貫を奨励し、その間の研究活動は〝研究者〟として雇用することなども、必要な取組として列挙している。
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