人社と自然科学を融合「総合知」
年度内の『戦略』策定へCSTI等で議論
〝論文にならない研究成果〟を評価の一つに
人文・社会科学の「知」と自然科学の「知」の融合により社会的価値を生み出す『総合知』。この新たな学問形態を戦略的に進めるための議論が、内閣府や文部科学省などで精力的に行われている。特に内閣府の総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)が先行して審議が行われており、来年3月までに『総合知戦略』を取りまとめ、年度末に開催予定の政府の統合イノベーション戦略会議に報告する見通しとなっている。11月11日に開催されたCSTI有識者議員懇談会では、戦略的「総合知」推進方策の考え方(案)を提示。総合知を活用する人材育成に向けて、社会貢献や論文にならないものを研究成果として評価する手法を漸進的に開発するといった方向で制度設計を進める方針を示している。
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