JDCatの充実や海外との連携を
人文・社会科学のDインフラで方向性案
人文学・社会科学研究に係るデータを分野や国を超えて共有・利活用する総合的な基盤を構築することにより、研究者がともにデータを共有しあい、国内外の共同研究等を促進することを目指す「人文学・社会科学のデータインフラストラクチャー」。日本学術振興会事業などにより、拠点構築などが図られてきたが、取組は一部の機関に留まっているのが現状。特に社会科学分野での共同利用可能なデータ拠点に関する体制整備が大幅に遅れており、国際共同研究の相手先としてのわが国の魅力低下の要因となっているとの指摘もある。こうした現状を打開するための議論が科学技術・学術審議会特別委員会で進められており、8月1日の同委員会会合では同インフラに関する今後の方向性案が示された。拠点機関が提供するデータを一括検索できる人文学・社会科学総合データカタログ(JDCat)の充実や、海外データカタログとの連携などを進めることを提唱している。
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【目次】
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