急速な少子化が進行するなかでの将来社会を見据えた高等教育のあり方について専門的な調査審議が、中央教育審議会大学分科会の下に設置された特別部会で進められている。わが国18歳人口が、現在の3分の2程度にまで減少するといわれている2040年以降を見据えた高等教育の目指す姿や適正な規模などについて議論。委員からは、輩出する人材像を見つめ直すとともに、学年進行によらずに次のステップに進んで学ぶことができるようにするなど、行き過ぎた〝平等主義〟からの脱却などを求める意見が寄せられている。さらに、半数以上の私立大学が定員割れしている現状を踏まえて、「地域で私立大学を運営してくれて、ありがとうという機運を高めないといけない」との声も聞かれている。
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【目次】
〔通 知〕
能登半島地震被災学生への配慮等
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