法科大学院のあり方などを検討している中央教育審議会の特別委員会の今期初会合が6月23日に開催され、今後の検討論点などが示された。法科大学院開設から20年目の節目の年を迎える今期は、これまでのあゆみを俯瞰し、成果や課題を整理したうえで法科大学院教育のさらなる改善・充実に向けて包括的な審議を行う方針。今年度実施される在学中受験の状況などについて、より円滑な制度とすべく議論する。さらに、法学未修者教育の充実や法科大学院教育を担う教員(研究者)の養成、複数の法科大学院の連携などに関してあるべき姿を見い出す方針だ。
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