学生の研究室異動で学位取得を円滑化
中教審大学院部会で人社系の改革方向性案
研究指導委託や修了者の修業年限の公表も提唱
自然科学系などに比べて、キャリアパスが不透明で、さらに、入学者数も少ないといわれている人文科学・社会科学系大学院。一方で、文理を問わずあらゆる学問を融合させる新たな学問の姿である「総合知」を進めるためには、人文科学・社会科学系の重要性は、従来以上に高まっている。課題を解決し、期待に応えられる人文科学・社会科学系大学院となるべく議論が進んでおり、6月16日に開かれた中央教育審議会大学院部会の会合で中間まとめ案が示された。学生の研究室異動を可能にすることや、教員の研究指導委託により、学位取得を円滑化することや、修了生の修業年数の公表といった施策を打ち出している。
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【目次】
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