必要なのは学習者本位の高等教育への転換
中教審大学分科会将来構想部会が中間まとめ
自前主義から脱却した多様な人材活用も提唱
社会が大きく変わる2040年に向けて必要なのは〝何を学び、身に付けることができるのか〟を中軸に据えた学習者本位の高等教育への転換―。現在と比べて18歳人口が2割減少する2040年の高等教育像を議論していた中央教育審議会大学分科会の将来構想部会(部会長:永田恭介筑波大学長)の会合が6月25日に文部科学省講堂で開催され、こうした考え方を盛り込んだ中間まとめを了承した。自前主義から脱却し、学部や大学を超えた多様な人材資源の活用なども提唱。さらに、18歳人口減少を踏まえた大学の規模にも言及し、国立大学の一法人複数大学制度や国公私の枠を越えた連携を可能とする制度の創設なども打ち出している。部会では中間まとめをもとに、今後さらに議論を進め、秋を目途に答申を行う方針だ。
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