求められる国境超えた企業活動への対応
ビジネススクールの機能強化へ進む議論
「複数大学×複数企業」の連携など新フォーマットを
経営系大学院、いわゆるビジネススクールの機能強化に向けて検討している文部科学省の有識者会議の議論が進んでいる。7月19日に省内会議室で開催された第7回会合では、過去6回の会合での委員からの意見などを踏まえて、ビジネススクールがわが国経済を牽引する人材育成を行う上での課題と検討の方向性、さらに審議を進める上での留意事項が示された。企業が自社での社員教育が困難になっているなかで、ビジネススクールに求められている役割がこれまで以上に高まっており、さらに国境を越えた企業活動が加速度的に進んでいることから、一つの大学院のリソースのみで、企業のニーズに応えることは困難と指摘。複数大学と複数企業の連携など、新たなフォーマットを構築すべきとの考えを表明している。今年度末頃を目途に最終まとめを行う見込み。
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