「表層的な文理融合」への懸念表明
『総合知』戦略推進へ科技審委が論点
「疎かにしない」「〝表層的〟な文理融合にしない」…。多様な〝知〟が集い、新たな価値を創造する〝知の活力〟を創出する新たな学問のあり方である『総合知』の戦略的推進方策について検討していた科学技術・学術審議会人文学・社会科学特別委員会は、こうした考え方を盛り込んだ中間とりまとめに向けた論点ポイントをこのほど開催した会合で示した。委員会では、世界の研究や技術開発の目的の軸足が、「持続可能性と強靭性」「国民の安全と安心の確保」に加えて、「一人ひとりの多様な幸せ(ウェル・ビーイング)を実現できる社会」に移りつつあると指摘。わが国の科学技術やイノベーションが世界と伍するためには、あらゆる分野の知見を総合的に活用して社会の諸課題への的確な対応を図ることが不可欠であることが、『総合知』の議論を進める動機とした。
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