「総合知」創出・活用へ進む議論
学術分科会で取組方針、人社のDX促進
自然科学と人文学・社会科学の知を融合した新たな学問形態である「総合知」の創出・活用に向けた議論が進んでいる。9月2日に開催された科学技術・学術審議会学術分科会で、「総合知」を振興する上での取組方針が示された。人文学・社会科学のデジタルトランスフォーメーション(DX)を進める必要性を強調した。データサイエンスの応用によるデジタルなアプローチを人文学や社会科学で取り入れることにより、研究の多様性が大きく広がる可能性に言及。こうした取組を加速度的に促進することなどを求めている。
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