研究基盤の共用の要「技術職員」
不透明なキャリア、予算減による人員不足…
活躍促進に向け進む議論、夏頃とりまとめ
大学等の研究基盤の共用が進められているが、こうした施策を推進する上で要となるのが、実際の研究設備や機器を動かしている技術職員。高いスキルが求められる一方、予算削減による人員不足とともに、たとえ募集をかけたとしても、不透明なキャリアに伴い人手が集まらないのが現状。技術の伝承もままならない状況も続いている。研究基盤整備・高度化委員会などで、技術職員の活躍促進に向けた議論が進められており、今年の夏を目途に出される議論とりまとめを踏まえ、次期科学技術基本計画に方策が盛り込まれる予定。このほど開催された総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)有識者子段階でも議題にあがり、文科省から審議状況と議論の過程で明らかになった問題点などが示された。
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