農福連携等推進会議を設置
全国的な機運の醸成、推進策を検討
政府は4月5日、省庁横断の会議として「農福連携等推進会議」を設置することを明らかにした。「農福連携」は、障害者が農業分野での活躍を通じ、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく取り組み。近年、全国各地で様々な形で取り組みが進められている。また、農福連携の取り組みは、障害者の就労や生きがい等の場の創出となるだけでなく、農業就業人口の減少や高齢化が進む農業分野でも新たな働き手の確保につながる取り組みであり、共生社会の実現にも貢献すると期待されている。今回設置された「農福連携等推進会議」は、こうした農福連携の取り組みについて、全国的な機運の醸成を図り、今後協力に推進していく方策を検討することを目的としている。議長は菅 義偉内閣官房長官、副議長は川 貴盛農林水産大臣と根本 匠厚生労働大臣が務めるほか、関係各省等の担当者がメンバーとして参加する。さらに、現場で活躍している有識者なども参加する予定だ。
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【目次】
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