農林水産省人事を発表
齋藤大臣「新しい体制で改革を定着」
7月27日付の農林水産省の人事異動で、平成27年8月から平成28年6月まで農村振興局長を務めていた末松 広行氏が農林水産事務次官に就任した。また、農村振興局長については、荒川 隆氏が退職し、これまで農村振興局次長を務めてきた室本 隆司氏が就任することとなった。
今回の人事について、齋藤 健農林水産大臣は24日の会見で、「今まで農政改革や林政改革に取り組んできた。それに加え水産政策の改革についても6月に具体的な方向性がまとまったところ。ここで人心を一新して、新しい体制で改革を定着させ、さらに深めていくことが適当であると判断した」との狙いを説明した。また、経済産業省との人事交流について、「今後も継続していきたいと考えている。さらに、農産物食品輸出に関して、両省の連携を強化するため、両省の局長、審議官、課長等からなる輸出促進チームを設けることも考えている」と述べた。
続きは有料になります。
【目 次】
〔今日の話題〕ミストで街中の暑さ対策 パナソニックが各地で実証実験実施へ
本紙の特色 | 『土地改良情報』は農林水産省の農村振興局が実施する環境との調和やストックマネジメント(既存施設の有効活用)などに重点を置いた農業農村整備事業について、一つ一つの施策を丁寧に掲載しております。 中央からの情報だけでなく、検討会や審議会などで出された各都道府県からの要望や提案なども積極的に取り上げております。また、農村振興という観点から、都市と農山漁村の双方向で行き交う新たなライフスタイルを提案する「都市と農山漁村の共生・対流」への取り組み、新規就農や農家の担い手育成に関することなど、農村の現状を踏まえながら紹介しております。 |
購読料金 | 月額 6.480円 (税込) |
刊行日 | 毎週月・木曜日/祭日は休刊 |
tochikai@kancho-t.com |