国土交通省では、ICT施工の中小建設業等への普及拡大に向け、建設機械に後付けで装着する機器を含め、必要な機器等を有する建設機械をICT建設機械等として認定するICT建設機械等認定制度を令和4年6月に開始し、令和6年12月現在で84型式を認定している。このほど、新たに省人化3割を目指す取組に資する建設機械の普及促進のため、ICT建設機械及びICT装置群に加え、ICTやチルトローテータ機能付きバックホウ等を含む省人化機械の認定を追加した。
中小建設業への普及拡大は重要であることから、これまでの取組は引き続き継続する。
申請方法については、国交省ホームページに掲載されている「ICT建設機械等認定制度に関する規程」を確認し、規定の様式に入力の上、国土交通省大臣官房参事官(イノベーション)施工調整係にメールで提出する(メールアドレス:hqt-ictkenki@ki.mlit.go.jp)。
ICT建設機械及びICT装置群の認定(従来制度を継続)
対象:ICT機能を有する以下の建設機械または装置群
・バックホウ・ブルドーザ・振動ローラ・モータグレーダなど
省人化建設機械の認定(新規追加)
対象:省人化基準(従来機会による作業に対して申請機会による作業の人工削減効果が3割を超えること)を満たす以下の建設機械
・バックホウ(ICT機能、チルトローテータ機能のいずれか又は両方の機能を有するもの)
・ブルドーザ(ICT機能を有するもの)