財務省税関と出入国在留管理庁(入管)では、旅客の利便性向上と水際対策の更なる効率化を実現するため、省庁の枠組みを超えた取組として、税関・入管手続に必要な情報を同時に提供することを可能とする『共同キオスク』の運用を関西空港(第1ターミナル、第2ターミナル)・羽田空港(第2ターミナル・第3ターミナル)・成田空港第3ターミナルで順次開始する。
共同キオスクは、これまで羽田空港第2ターミナルで実証実験を行ってきたが、実証実験の結果を踏まえて所要の改善を図った上で、これらの空港(ターミナル)に配備を拡大して本格的に運用する。
【手続きの流れ】
① 共同キオスク
デジタル庁が提供するVisit Japan Webで作成した二次元コードとIC旅券を読み取らせ、案内に従って手続を進めることにより、税関・入管手続で必要な旅券情報・顔写真・申告情報等の提供をワンストップで行うことができる。
② 入国又は帰国手続(入管)
共同キオスクで手続を完了した日本人旅客は、ウォークスルーゲート(配備されていないターミナルでは顔認証ゲート)で帰国手続を終えることができる。外国人旅客は共同キオスク利用者の専用ブースで速やかに入国手続を終えることができる。
③ 税関手続(税関)
共同キオスクで手続を完了した日本人・外国人旅客で税関検査が不要と判断された旅客は、顔認証によりウォークスルーで税関手続を終えることができる。
財務省税関と出入国在留管理庁(入管)では、順次、共同キオスクを利用できる空港・ターミナルを拡大していく予定。
各空港(ターミナル)での運用開始時期等は下表のとおり。
注:各空港(ターミナル)の共同キオスク運用時間帯は旅客便の運航状況により異なるため、詳細は税関又は出入国在留管理庁のホームページを確認すること。
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