環境省は、中間貯蔵事業、除去土壌等の再生利用及び県外最終処分をはじめとする福島の復興・環境再生の取組を発信するための施設として、「中間貯蔵事業情報センター」を新設する。同センターは、令和7年3月15日に開館予定である大熊町産業交流施設(所在地:福島県双葉郡大熊町大字下野上字大野116番5)に入居し、同日に開館する予定。
「中間貯蔵事業情報センター」では、中間貯蔵事業の進捗や規模感を視覚的に伝える展示や、没入感のある映像で中間貯蔵施設を疑似体験できるバーチャルシアターなどにより、中間貯蔵事業をはじめとする環境省の福島の復興・環境再生の取組について情報発信する。また、同センターは、中間貯蔵施設の見学会等の発着拠点となる予定であり、中間貯蔵施設の建設を受け入れ、大切な土地を提供いただいた大熊町・双葉町の方の思いなどについても発信していく。
これらにより、中間貯蔵施設について広く知っていただくとともに、福島県内除去土壌等の再生利用の推進及び県外最終処分の実現に関する理解醸成を図っていく。