総務省は、情報通信分野におけるイノベーションの創出や情報通信分野の産業の発展を促すため、「日本スタートアップ大賞」において「情報通信スタートアップ賞(総務大臣賞)」の表彰を行うこととし、1月8日から対象となるスタートアップの募集を開始した。
日本スタートアップ大賞は、次世代のロールモデルとなるような、インパクトのある新事業を創出した起業家やスタートアップを表彰し称える制度。起業を志す人々や社会に対し、積極的に挑戦することの重要性や起業家一般の社会的な評価を浸透させ、もって、社会全体の起業に対する意識の高揚を図ることを目的としている。
経済産業省、農林水産省、文部科学省、厚生労働省、国土交通省、総務省、防衛省による募集を行い、有識者等からなる審査委員会が受賞者を決定する。
表彰部門のうち、日本スタートアップ大賞(内閣総理大臣賞)は、事業のビジョン、事業の新規性や革新性、起業のチャレンジ性、事業の拡張性などに関し、最も評価の高い企業に対して付与する。
日本スタートアップ優秀賞(経済産業大臣賞)は、事業のビジョン、事業の新規性や革新性、起業のチャレンジ性、事業の拡張性などに関し、次世代のロールモデルとなるような優れた企業に対して付与する。
農業スタートアップ賞(農林水産大臣賞)は、農林水産分野におけるイノベーションの創出や農林水産業の発展に対する寄与などに関し、評価の高い企業に対して付与する。
大学発スタートアップ賞(文部科学大臣賞)は、大学発スタートアップの定義に合致するものから、大学の研究成果の事業化に対する寄与などに関し、評価の高い企業に対して付与する。
医療・福祉スタートアップ賞(厚生労働大臣賞)は、医療・福祉分野におけるイノベーションの創出や医療・福祉分野の発展に対する寄与などに関し、評価の高い企業に対して付与する。
国土交通スタートアップ賞(国土交通大臣賞)は、国土交通分野におけるイノベーションの創出や国土交通分野の発展に対する寄与などに関し、評価の高い企業に対して付与する。
情報通信スタートアップ賞(総務大臣賞)は、情報通信分野における将来的なイノベーションの創出や情報通信分野の発展に対する寄与などに関し、評価の高い企業に対して付与する。
防衛スタートアップ賞(防衛大臣賞)【今年度新設】は、防衛分野における将来的なイノベーションの創出や防衛分野の発展に対する寄与などに関し、評価の高い企業に対して付与する。
審査委員会特別賞は、これらの賞のほか、事業のビジョン、事業の新規性や革新性、起業のチャレンジ性、事業の拡張性などに関し、特に評価の高い項目のある企業に対して付与する。
募集締切は2月12日(必着)とし、3月に審査、受賞者を決定する。