中央省庁及び都道府県の機関や関連団体などの事務従事者を対象に、執務上の参考に供するための各種情報を正確・確実・迅速にお届けしています。
環境省は１１月２７日、〝環境と社会によい暮らし〟を表彰する「第１１回グッドライフアワード」に応募された取組から、実行委員会での審査を踏まえ、環境大臣賞として、最優秀賞１件、優秀賞３件、各部門賞６件を決定した。また、その他の優れた取組を実効委員会特別賞（３０件）として選定した。１２月２日に「第１１回グッドライフアワード」表彰式を渋谷スクランブルホールで開催する。
「グッドライフアワード」は、持続可能な社会の実現のため、一人一人が現在のライフスタイルを見つめ直すきっかけを作り、ライフスタイルイノベーションの創出やパートナーシップの強化を目指し、〝環境と社会によい暮らし〟やこれを支える地道な取組（ボランティア活動、サービス・技術等）を募集・応援する事業。
最優秀賞に選ばれた、「持続可能な地域を未来へつなぐ「菜の花エコプロジェクト」」【実施主体：ＮＰＯ法人愛のまちエコ倶楽部 場所：滋賀県東近江市）は、１９９８年に東近江市から始まった、びわ湖のせっけん運動をルーツとし、菜の花栽培を含む菜たね油の製造、そして、廃食油を回収しバイオディーゼル燃料の精製を行う、廃食油の地域内資源循環の取り組み。２００５年には、本プロジェクトの拠点である「あいとうエコプラザ菜の花館」が建設された。指定管理者であるＮＰＯ、市民、行政、専門家の協働で、２５年にわたって事業を継続している。
Copyright 株式会社官庁通信社 All Rights Reserved.
