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日本科学未来館（略称：未来館、毛利衛館長）は、今年も夏休み期間中に多彩な科学イベントを開催する。今年の全体テーマは『未来館で夏休み！トレーニングキャンプ２０１６』。夏休み中に調べたいことや挑戦したいことを見つける「クエスト・ハンティング！」に始まり、実際の研究者たちの仕事に触れ科学技術をともに考える「語り合う！」、研究や作品づくりに取り組む「みんなで力をあわせてつくる！」など、子供たちの未来につながる数々のメニューを実施する。
また、頭だけでなく体も使って知恵や知識を学ぶ「心技体をみがく！」、たくさんのロボットが登場する「ロボット採集 ！」、プラネタリウムで満天の星空を眺める「星空を見る！」など夏休みにぴったりのメニューも用意している。
未来館では「主体的に〝「問い」を見つけて、考えて、アクションする〟。そんなプロセスが体験いただける夏休みのイベント。子どもたちにとって未来を変える大切な体験になるでしょう」と参加を呼び掛けている。主なイベント内容は次のとおり。開催日時など詳細は未来館のＨＰで公開している。
■クエスト・ハンティング！
◎「アプリで楽しむＭｉｒａｉｋａｎ！」 今年４月にリリースした公式スマホアプリ「Ｍｉｒａｉｋａｎノート」を使って未来館をめぐる１時間の体験会を実施。「宇宙人と会ったら、何して遊ぶ？」「ずっと一緒にいるなら、どんなロボットがいい？」など、楽しい〝問い〟をテーマに展示をまわる。夏休みの自由研究の課題を見つける機会としてもぴったり。
公式アプリ「Ｍｉｒａｉｋａｎノート」は未来館だけでなく、日常生活のなかでも使えるアプリ。テーマは、〝「問い」を見つけて、考えて、アクションする〟。未来館では、一人ひとりがこのようなプロセスを積み重ねることが未来を変える原動力になると考えている。ダウンロード無料
■語り合う！
◎「未来館オープンラボ２０１６・夏 ―ようこそ、未来を生み出す現場へ！」 最先端の研究が集まる未来館の「研究エリア」を一般公開する。普段は見ることができない研究施設を見学することができる。
◎サイエンティスト・クエスト 若手研究者と来場者が科学技術と暮らし、未来のかたちについて語り合うイベント。「機械で声質を変える！？―聴き取りやすい声で、豊かな生活をかなえる」「コンピュータやセンサーを服として身につける世界」「気づかずに、変えられている、歩き方」をテーマとする催しがそれぞれ行われる。
■みんなで力をあわせてつくる！
◎サマーワークショップ「Ｐｉｃｔｕｒｅ Ｈａｐｐｉｎｅｓｓ ｏｎ Ｅａｒｔｈ」 映像づくりのプロフェッショナルである若手クリエイターの指導のもと、３日間で映像作品をつくり上げる。
◎アイデアソン＆ハッカソン「未来館の未来をつくる」 空間情報技術を使った新しい展示やサービスなど、日本科学未来館の魅力向上を考えていくイベント。
◎公開ワークショップ「ＳＴＵＤＹ３：音のクレヨンで虹を描こう‐ＳＬＯＷ ＡＣＡＤＥＭＹ ｉｎ 未来館‐」 聴覚障害者と健常者が一緒にワークショップを体験しながら、音を視覚で伝えることにチャレンジするイベント。
■心技体をみがく！
◎企画展「Ｔｈｅ ＮＩＮＪＡ―忍者ってナンジャ!?―」 手裏剣打ちや跳躍力を鍛える修行体験のほか、任務をこなすための記憶術や伝達術、最も大事な呼吸法などを紹介。〝真実の忍者〟の姿に迫り、これからを生き抜くヒントを探る。
◎ともにつくるサイセンタン！「気持ちの鑑定所 ―コトバで隠せないホントの気持ち」 コミュニケーションに関する実験に参加して、人と会話するときに現れる特長が明らか意になる。
■ロボット採集！
◎メディアラボ第１６期展示「ロボット談話室」 対話ロボットとのコミュニケーションを体験することができる。
◎「生命らしさを持つ機械人間オルタ(仮)」 見かけは機械そのままだが、動きの複雑さによって生命らしさを表現するオルタ（Ａｌｔｅｒ）を展示する。
◎ともにつくるサイセンタン！「ロボットは自分で人混みを抜けられるか！？」 自分で通り道を見つけるロボットの実験に参加することができる。
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