2018年6月8日 排泄予測の「DFree」、一般販売へ 外出先でも使用可能、7月から

排泄予測デバイス「DFree」の開発を手掛けるトリプル・ダブリュー・ジャパンは1日、一般向けの新サービス「DFree Personal」の販売・提供を来月1日から始めると発表した。

これまでは介護施設などの法人向けサービスだったが、今回は在宅で生活を続けている個人が対象。「尿意がわからない」「漏らしそうになる」といった排尿に関する悩みを抱える人に、年齢を問わず幅広く使ってもらいたいという。

DFreeは下腹部に装着して使うウェアラブル。超音波センサーで膀胱の変化を探り、予測した排尿のタイミングが近づくとスマートフォンなどに通知を出す。

新たに展開する一般向けは、施設の環境を想定した従来のサービスに改良を加えたもの。本体とスマートフォンが直接Bluetoothでつながり、外出先でも利用できる。歩く、立つ、座るなどの動きを考慮して膀胱の変化を捉える補助計測の機能も搭載された。リチウムイオン電池を内蔵。USBケーブルで4時間ほど充電すれば、約24時間動作するという。

専用のスマホアプリもデザインが刷新された。より直感的に理解・操作できるような設計を目指したとされている。前回トイレに行った時間や尿のたまり具合を確認することも可能だ。排尿間隔の平均時間などをチェックすることもできる。

スマホアプリは現在iOS版のみ。Androidの対応は8月以降を予定している。価格は4万9800円(税別)。14日間の返金保証が付く。6月1日から20日までは先行予約キャンペーンを実施。期間中に申し込んで6月30日までに購入すれば、4万4800円(税別)の特別価格が適用される。

DFreeの本体(上)とアプリ(下)イメージ


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