国土交通省は8日、令和元年度版(平成30年度実績)の「国土交通省直轄工事等契約関係資料」を公表した。それによると、地方整備局、官庁営繕部、国土技術政策総合研究所、国土地理院、北海道開発局、航空局、地方航空局、地方運輸局、気象庁、海上保安庁の工事契約件数は前年度と比べて169件減の1万3399件、契約金額は1318億円減の1兆7347億円で、落札率は0.22%上昇の92.74%となった。また、コンサルタント関係の契約件数は3件減の1万4412件、契約金額は189億円増の3903億円で、落札率は0.33%上昇の84.92%となっている。
地方整備局(港湾空港を除く)、官庁営繕部、国土技術政策総合研究所(筑波)、国土地理院についてみると、工事では、契約件数が192件減の7213件、契約金額は1000億円減の1兆2898億円で、落札率は0.27%上昇の92.92%であった。また、コンサルタント関係では、契約件数は126件増の1万83件、契約金額は166億円増の3058億円で、落札率は0.57%上昇の84.18%であった。
地方整備局(港湾空港関係)については、工事では、契約件数が25件減の711件、契約金額は220億円減の1569億円で、落札率は0.08%低下の92.11%となった。コンサルタント関係では、契約件数は75件減の1142件、契約金額は15億円増の232億円で、落札率は0.07%上昇の85.19%となっている。
北海道開発局については、工事では、契約件数は143件減の1443件、契約金額は232億円減の2478億円で、落札率は0.32%上昇の93.60%であった。コンサルタント関係では、契約件数は62億円減の2566件、契約金額は9億円増の555億円で、落札率は0.04%上昇の87.46%であった。
航空局、地方航空局、地方運輸局、国土技術政策総合研究所(横須賀)、気象庁、海上保安庁については、工事では、契約件数は191件増の4032件、契約金額は134億円増の403億円、落札率は1.61%低下の88.43%となった。コンサルタント関係では、契約件数は8件増の621件、契約金額は0億円減の59億円で、落札率は0.34%低下の86.17%となっている。