立教大学観光学部(埼玉県新座市、学部長:松村公明)と日の丸自動車興業㈱(東京都文京区、富田浩安代表取締役社長)、スカイホップバスマーケティングジャパン(株)((株)JTB・京阪バス(株)・日の丸自動車興業(株)の3社共同事業会社)は、東京に宿泊している訪日外国人旅行者と日本人旅行者をターゲットとした、夜の東京を楽しめるオープントップでのバスツアー「ネオトーキョーツアー」を産学共創で商品化し、7月21日より発売開始した。
バスツアーは、立教大学観光学部の2年次生が「旅行産業演習Ⅰ」(担当:風間欣人観光学部特任教授)の中で企画したバスツアーを商品化したもの。学生たちは、まずオープントップバスを利用したツアーの商品造成について講義を受講し、企画内容を検討。
その後、ツアー内容を練り上げ、協業各社に商品企画発表のプレゼンテーションを行った結果、日の丸自動車興業とスカイホップバスマーケティングジャパンは、学生たちのアイデアを盛り込んで実際にバスツアーを造成し、商品化に至った。
観光学部の演習は実践的なものの見方や考え方を身に付けることを目的に実施されており、学生は東京の夜のエンターテインメントが少ないという課題に対し、ナイトタイムエコノミーに貢献できるバスツアーを企画した。日の丸自動車興業・スカイホップバスマーケティングジャパンは、ナイトタイムエコノミーに対する学生の着眼点に共感し、企画に至った構想を生かす形で商品の開発を進めた。
ツアーでは、ドラマなどのロケ地で、インスタグラムなどSNSでも映える「天王洲アイル」で下車観光し、途中、東京タワー、レインボーブリッジ、六本木など夜景スポットをオープントップバスで楽しんでもらい、最新スポットの「東急歌舞伎町タワー」へ案内する。ナイトタイムエコノミーに貢献するべく、東急歌舞伎町タワー内のエンターテインメントフードホール〝新宿カブキホール ~歌舞伎横丁〟で利用可能な食事券とアミューズメントコンプレックス〝namco TOKYO〟で利用可能なアミューズメントチケットが商品に組み込まれている。
また、このツアーでは、「emorip(エモリップ)」という位置情報と連動した音声ガイドと音楽を融合させたアプリを活用し、日本語・英語で案内する。この音声ガイドも学生がアナウンスし商品の価値を担っている。
スカイバス「ネオトーキョーツアー」の設定期間は9月30日まで。旅行代金は大人一人5500円、学割4500円(25歳以下で学生証を提示)、こども4000円(6歳から11歳但し小学生含む)。