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今春卒業予定の大学生の就職内定率は、１２月１日現在で８４．３％で、同時期としては前年同期比１．７ポイント下回ったことが、文部科学、厚生労働両省の調査で明らかとなった。就職内定に至っていない学生が一定数存在することから、両省ではこれまで進めてきた大学等の就職相談員等と新卒応援ハローワークの就職支援ナビゲーターとの連携を進め、継続したサポートが行われるよう尽力することとしている。
前年同期比微減となった大学生の就職内定率をみると、男子８３．３％、女子８５．５％で、それぞれ前年同期比１．７ポイント減少した。校種別では国公立が前年同期比３．２ポイントダウンの８４．４％、私立が１．２ポイント減の８４．３％。このうち国公立は男子が８２．４％（前年同期比２．７ポイント減）、女子８６．５％（４．１ポイント減）、私立は男子８３．６％（１．４ポイント減）、女子８５．２％（０．９ポイント減）。男女ともに国公立が出遅れている。
文理別では、文系８４．２％、理系８５．０％で、それぞれ前年同期を２．０ポイント、０．４ポイント下回った。文系は国公立が３．９ポイント減の８５．９％、私立が１．５ポイントダウンの８３．８％、理系は国公立が２．３ポイント減の８１．０％、私立が０．８ポイントアップの８７．８％。
地域別では、関東地区が唯一前年同期実績を上回り、０．６ポイント増の・９１．２％。その他地域はいずれも前年同期より少なく、中部地区（８３．２％）と九州地区（７８．３％）が５．２ポイント減った。近畿地区は２．１ポイント減の８２．６％、近畿地区は２．１ポイント減の８２．６％、中国・四国地区は１．４ポイント減の７９．３％。
高専の就職内定率は９６．２％で、前年同期比１．６ポイントダウンした。大学全体の就職希望率は７６．９％で、前年同期比０．１ポイント増えた。国公立は２．４ポイント減の５３．９％、私立は１．２ポイント増の８８．２％となった。高専の就職希望率は０．８ポイント増の５８．８％。
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