2021年6月1日 令和3年農作業安全ポスターコンテスト 農作業安全への国民意識の醸成と効果的な推進

農林水産省は、春の農作業安全確認運動の一環として、農作業安全に対する国民意識の醸成と効果的な推進を図るため、現在、6月23日までの期間で、農作業安全を広く呼びかける「令和3年農作業安全ポスターデザインコンテスト」を開催している。

近年、農業就業人口が減少する中、農作業死亡事故者数は年間300件前後で推移しており、農作業事故防止に向けた対策を強化し、事故件数を減少に転じさせることが極めて重要な課題となっている。

このため、農林水産省では、春の農作業安全確認運動の一環として、農作業安全に対する国民意識の醸成と効果的な推進を図ることを目的とした農作業安全ポスターデザインコンテストを開催することとし、優秀な作品については「秋の農作業安全確認運動推進会議」で表彰するとともに、農林水産大臣賞受賞作品については、農林水産省で作成する秋の農作業安全確認運動のポスターデザインに採用することとしている。

 

「見直そう!農業機械作業の安全対策」をテーマにポスターを募集

今回の募集テーマは、「見直そう!農業機械作業の安全対策」。特に発生割合が大きい乗用型トラクター等乗用型農業機械の転落・転倒による死亡事故の大幅な減少を目指すため、①トラクター等乗車時のシートベルト・ヘルメットの着用、②安全フレーム付きトラクターの利用を促す内容のいずれか、またはその両方を含むものとしている。

さらに、ポスターを目にした農業者等が農作業安全に改めてしっかり取り組もうと感じ、家族や他の農業者にも注意を促したくなるような内容のポスターデザイン(未公表でオリジナルのものに限る)を募集している。

応募された作品は、審査委員会で審査され、農林水産大臣賞1点、農林水産省生産局長賞1点、日本農業新聞賞1点、入賞10~20点が選定される。結果は7月末ごろに農林水産省ホームページで公表される予定だ。

また、農林水産大臣賞、農林水産省生産局長賞、日本農業新聞賞については、「秋の農作業安全確認運動推進会議」で表彰される。

 

※ 令和3年農作業安全確認運動

農作業死亡事故は、近年、年間300人前後で発生し続けている。

このうち、農業機械による事故が約7割、80歳以上の高齢者による事故が約4割を占めるなどの傾向がみられる。

農作業事故の中でも乗用型トラクターの転落・転倒による死亡事故が最も多いことから、乗用型トラクターの転落・転倒対策が進められている。

こうした中、農林水産省では、「令和3年農作業安全確認運動」を進めている。この運動では、「見直そう!農業機械作業の安全対策」をテーマに、農業機械作業による死亡事故が多発している状態が継続していることを踏まえ、特に死亡事故の発生割合が高いトラクターなど乗用型の農業機械の作業におけるシートベルト・ヘルメットの着用徹底など、農業機械作業の安全対策を見直す運動を全国的に展開している。

具体的には、シートベルト・ヘルメットの着用徹底と、作業機を付けた状態で公道走行する際の灯火器類の設置を集中的に働きかけているほか、安全フレームやシートベルト等が装備されていないトラクターの所有者への追加装備や買い替え等を働きかけている。

また、全国の農業者が安全研修を受けられる体制の構築に向けた農作業安全指導員の育成、作業当日に熱中症リスクのある地域の農業者に直接注意喚起を行うことができるMAFFアプリを活用した熱中症警戒アラートの利用の促進、地域の実態を踏まえた労災保険特別加入団体の設置促進や加入促進を進めている。


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