群馬大学は、前橋市荒牧町の荒牧キャンパスの総合情報メディアセンター中央図書館でギャラリー展示「上毛かるたと群馬のかるた展」を7月14日から開催している。
「上毛かるた」発行から75年。群馬大中央図書館に、歴代「上毛かるた」が勢ぞろいしている。初版(昭和22年)、改訂版、再改訂版の全札と、3種類の英語版かるたの全札を展示。群馬大図書館では「絵札の変遷、読み札の英訳の違いなど、〝上毛かるた〟徹底比較をお楽しみください」と夏休み中の観覧を呼びかけている。8月31日まで。
上毛かるた誕生75年
また、中央図書館「郷土かるたコレクション」から、デジタルアーカイブ非公開の群馬県内の郷土かるたも展示している(期間中2回入替あり)。上毛かるたと併せて、個性豊かな県内郷土かるたの数々も楽しめる。
群馬大学総合情報メディアセンター中央図書館では、全国300種以上の郷土かるたを所蔵している。
今回の展示企画では、安中市在住の上毛かるた研究家 田村聖志(たむら さとし)氏の協力により、歴代の上毛かるたを一同に集めて全札を展示しているもので、絵札の変遷、読み札の英訳の違いなど「上毛かるた」徹底比較が楽しめるという。
群大図書館では、「群馬県内の多彩な郷土かるたの展示を通じて、身近な郷土の魅力を再発見し、郷土かるたのおもしろさに触れる機会となれば幸い」だとし、上毛かるたや郷土かるたに関する図書も展示・貸出すとしている。
展示内容(※田村氏提供)は、上毛かるた(初版昭和22年版※/昭和40年版※/平成27年版)、英語版上毛かるた(新井すみえ訳/稲村善二訳/群馬県立女子大学外国語教育研究所訳)、上毛かるた競技県大会にて授与されたメダル※、上毛かるたの影響を受けて制作された群馬県外の郷土かるたなど。
群馬県内の郷土かるた(デジタルアーカイブ非公開)【展示入替】
・【7月】
中之条かるた/名和小かるた/豊城町歴史いろはかるた/たまむら歌留多/渋川かるた
・【8前半】
にいさとかるた/しらさわいろはかるた/尾島かるた/新田かるた/やぶづかかるた/沼北小かるた
・【8月後半】
(倉渕村立)東小健康かるた/明るい未来づくりかるた/片岡小かるた/車郷小かるた/吉井かるた/ふじおかかるた