2025年2月7日 上がらないケアマネの給与 介護職員より著しく小幅な伸び 組合「ケアマネ不足は当然」

介護職で組織する労働組合「UAゼンセン日本介護クラフトユニオン(NCCU)」は1月30日、最新の「賃金実態調査」の結果を公表した。

ケアマネジャーの給与は上がった。ただ、その上がり幅が介護職員と比べて著しく小さいことが明らかになった。

調査結果によると、月給制で働くケアマネジャーの昨年7月の平均月給は28万8986円。報酬改定前の同年3月から、6349円上がっていた。ボーナスなどを含む年収は、2023年の平均で404万9000円。2022年から10万1000円上がっていた。

NCCUは特に、年次推移からみえる給与の上がり幅を問題視した。

介護職員は大きい。2013年からの平均月給の上がり幅をみると、30%を超えている職種が多い。一方で、経験・知識が多く研修も重ねてきたケアマネジャーは7.1%にとどまっている。居宅介護支援の報酬に処遇改善加算がないことなどが要因とみられる。

NCCUの村上久美子副会長は30日の会見で、こうした状況を踏まえ「ケアマネジャーの人材不足が生じるのも当然だ」と指摘した。そのうえで、「事業者の努力だけでは追いつかない。資格を持ちながら働かない〝潜在ケアマネ〟も増えている」と述べ、ケアマネジャーの賃上げの重要性を訴えた。


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