農林水産省は、月1回配信していたWebマガジン「aff(あふ)」を今月から週刊化した。また、スマホからさらに見やすくなるようレイアウトを変えたほか、PDF版について、印刷した際に見開きで読めるように変更した。
「aff」は、農林水産省が日本の農林水産業に興味を持ってもらうために1970年に創刊した情報誌で、2019年の5・6月合併号からはWebマガジン化されている。それ以降、毎月月初に配信されてきたが、今回、発信機会を増やしてより多くの人に読んでもらうため、毎週水曜日に配信されることとなった。
また、Webページのデザインがより明るく見やすさを意識したデザインに一新されたほか、「どうしても紙面で読みたい」というリクエストに応えるため、PDF版は印刷して見開きで読めるレイアウトに変更された。
さらに、記事構成も、月替わりの「特集」と年間を通じた同一テーマの「連載」の2本立てとされた。
「特集」では、月替わりのテーマを設定し、そのテーマに沿った記事を毎週配信し、暮らしに役立つ情報などを伝えていく方針だ。6月は「実はとっても大切な話 食育を学ぼう」がテーマで、近年注目されている〝食育〟について深堀りするとしている。
「連載」では、年間を通じた2つのテーマに応じた旬な話題を週替わりで伝えていくとしている。一つ目のテーマは「ご当地の郷土料理の魅力 ふるさと給食自慢」で、6月は学校給食の概論として、日本の給食の歴史、世界の給食が紹介されている。7月以降は各地域の給食が紹介される予定だ。二つ目のテーマは「食を究めたスペシャリストが教えます 達人レシピ」で、6月は「アスパラガス(長野県)」、「さくらんぼ(山形県)」の生産者にインタビューし、その食材の魅力、おすすめのレシピを紹介するとしている。