2022年8月2日 【近畿大】附属湯浅農場で栽培した近大マンゴーを病院食として提供 近大奈良病院の食事満足度向上を目指して

□ポイント■

〇近畿大奈良病院栄養部と近畿大学附属湯浅農場のコラボ企画

〇総合大学の利点を生かし、附属湯浅農場で栽培した近大マンゴーを病院食として提供

〇患者に入院生活の中でも季節感を感じてもらえる楽しい食事を提供

 

近畿大学奈良病院(奈良県生駒市)は8月4日㈭に、近畿大附属湯浅農場(和歌山県有田郡湯浅町)で栽培した「近大マンゴー」を、病院食として患者に提供すると発表した。

近畿大奈良病院栄養部では、病院食を通じて、入院患者の治療の一環としての栄養だけでなく、「心の栄養」を提供したいと考えている。治療による食事制限、大量調理による制約、食材の管理など考慮すべき点が多々あるなかで、管理栄養士、調理師、調理員が力を合わせ、「毎日食べたい」と思っていただけるような食事を目指し、平成28年(2016年)に、総合大学の利点を生かした病院食満足度向上のための取り組みをスタートした。

今回も近畿大附属湯浅農場と連携して、近大マンゴーをミルクゼリーに添えて昼食メニューとし、入院生活の中でも季節感を感じてもらえる楽しい食事を提供する。9月4日にも同メニューを提供予定。

附属湯浅農場では、農学部の学生約60人と農場の教職員が近大マンゴーを栽培している。近大マンゴーは、冬季の消費燃料を抑える省エネ栽培法を行っているため、国内の主要な生産地に比べて出荷時期が遅く、真夏の太陽をよりたくさん浴びることで増す濃厚な甘みと、なめらかな口当たりが特徴。


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