【近畿大】医学部と病院の移転準備工事が着工　仮囲いに近畿大学養殖魚のフォトギャラリーを展開

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□ポイント■

〇移転工事終了まで約３年間設置される仮囲いに、近大養殖魚のフォトギャラリーを展開

〇近大マグロをはじめとした9種類の養殖魚を解説付きで紹介

〇地域住民の皆様に楽しんでもらえるよう、今後もさまざまな企画を展開予定

近畿大学は、令和７年（２０２５年）１１月に大阪府堺市の泉北高速鉄道泉ケ丘駅前に、医学部と近畿大病院の移転を予定している。準備工事の着工に伴い、建設予定地に設置した仮囲いのうち緑道沿いの約３００㍍に、近大マグロをはじめとした９種類の養殖魚を解説付きで紹介するフォトギャラリーを展開する。

仮囲いは工事終了までの約３年間設置し、その間、仮囲いをさまざまな企画で飾る予定。養殖魚フォトギャラリーは企画第一弾として７月２７日から行っている。

第一弾は養殖魚９種を紹介

近畿大医学部と近畿大病院では移転計画に伴い、今年５月から準備工事を着工し、仮囲いを整備している。仮囲いは通常、機能性を重視するものだが、今後約３年間という長期にわたって設置するため、地域住民の皆様の通行時の楽しみの一つとなることを願い、仮囲いをキャンバスに見立てたフォトギャラリーを企画した。

第一弾は、近畿大が世界で初めて完全養殖に成功したクロマグロをはじめ、カンパチ、クエタマ、チョウザメなど、近畿大水産研究所で研究している養殖魚９種を紹介する。魚の特徴や生態に加えて、完全養殖を成し遂げるまでの道のりなどを紹介しており、写真だけでなく読み物としても楽しむことができる。

今後は近隣住民や周辺の学校の生徒、児童、幼児から絵画等の作品を募集して掲示するなど、地域住民に参加してもらえるような取組も実施予定。

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