【東大】〝スポーツ×生理〟に特化　次世代型オンライン教材を制作

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東京大学医学部附属病院女性診療科・産科は、「一般社団法人スポーツを止めるな」（所在地：東京都新宿区）が発足させた「１２５２プロジェクト」と連携し、インスタグラム上で手軽に学べる〝スポーツ×生理〟に特化した次世代型オンライン教材『１２５２Ｐｌａｙｂｏｏｋ』を制作した。

東大病院女性診療科・産科は、女性アスリート特有の健康問題に対し、障害予防やコンディショニングの点から診療を行うため、女性アスリート外来の設置やコンディショニングガイドの発表、トップアスリートのモニター調査などに取り組んでいる。

また、学生アスリートを支援する「スポーツを止めるな」の趣旨に賛同し、〝スポーツ×生理〟に関する問題について共有・発信する「１２５２プロジェクト」を中心に連携している。

この活動の中で、女子学生アスリートには月経に関する具体的な相談先や正しい知識を得られる手段がないという課題が浮き彫りになった。

東大病院が持つ専門的な知見を女子学生アスリートにとってわかりやすい表現にし、インスタ上で正しい知識を手軽に学べる仕様にすることで、女子学生アスリートと指導者、保護者に活用してもらい、女子学生がさらにスポーツを楽しめる環境作りを目指す。

この教材は、東大病院女性診療科・産科がスポーツ庁委託事業女性アスリートの育成・支援プロジェクト「女性アスリート支援プログラム」の一環で作成し、10代への普及啓発の観点からスポーツを止めるなと連携して取り組んでいる。

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