人材、事業、資金が循環し、新興企業(スタートアップ、SU)が次々と生み出される産業生態系である「SU・エコシステム」。同システムの拠点となる都市が現在、東京、京阪神など8ヵ所選定されている。東京が世界ランキングでトップ10入りするなど、成果を挙げつつあるが、グローバルに成長する〝稼げるスタートアップ〟を創出できていないのが現状。このほど開かれた内閣府科学技術・イノベーション推進会議(CSTI)の有識者会合では、SUエコシステム拠点都市の課題を現状・整理するとともに、目指す方向性が示された。大学発を含むSU創出数は概ね達成していることなどを高く評価する一方、投資等の面で海外のSU・エコシステムとの繋がりが十分に構築できていないことを〝発展途上である点〟と指摘。全拠点都市がさらなる価値を生むエコシステムになるためには、グローバル水準の都市エコシステムへの引き上げることが重要との考えが提示された。
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