総務省は、令和6年2月4日に立ち上げた「地域おこし協力隊全国ネットワーク」で構築する予定としていた、全国各地で活動する隊員や取組自治体等の会員専用の情報共有・交流プラットフォームについて、7月29日に「会員用ページ」の利用を開始した。
地域おこし協力隊は、都市地域から過疎地域等に住民票を異動し、一定期間、地域に居住して、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこしの支援、農林水産業への従事、住民の生活支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組。
地域おこし協力隊全国ネットワークは、全国各地で活動する隊員や取組自治体等の会員専用の情報共有・交流プラットフォ―ムの構築、また都道府県単位で形成されている隊員経験者等によるネットワーク(都道府県ネットワーク)や地域おこし協力隊サポーターである都道府県担当者への支援の強化を通じて、協力隊に携わる全ての人が互いに応援し合える環境をつくり、地域の未来づくりをバックアップする取組である。
「会員用ページ」は、この情報共有・交流プラットフォームとして、総務省が構築した会員限定の交流スペース。
全国の会員を対象として、総務省から関連情報の共有・周知を行うとともに、会員間で共通の関心事について自由にコミュニケーションを行うことが可能となっている。今般、事前に登録いただいた1300名以上の会員へ向けて、7月29日に利用を開始した。
なお、今後も要望に応じて改修を行い機能の更なる充実を図っていく。