2019年6月3日 デジタル化が進む社会とICT

現在、AIやIoTなど、情報通信技術(ICT)の社会への浸透が進んでおり、今後、超高速、多数接続、超低遅延といった特徴を持つ第5世代移動通信システム(5G)の普及等により、様々な産業でのデジタル化が急速に進んでいくことが見込まれている。また、デジタル化は、社会課題の解決に役立つだけでなく、デジタル化で空いた時間を使って人々が新しいことにチャレンジできるようになり、新しい雇用や産業を創出することが期待される。

総務省は、社会全体のデジタル化の推進によって、国連の持続可能な開発目標(SDGs,Sustainable Development Goals)の達成やSociety5.0の実現に貢献することを目的に、それらの達成や実現に向けた方策を検討するため、昨年12月から、総務大臣が主催する「デジタル変革時代のICTグローバル戦略懇談会」(座長:西尾章治郎大阪大学総長)を開催。このほど、同懇談会で報告書が取りまとめられ、報告書での提言を踏まえ「ICTグローバル戦略」を公表した。

この戦略では、「社会全体のデジタル化を推進し、SDGs達成に貢献すること」、「我が国が掲げるSociety 5.0の理念を世界に広げ、これをグローバルに実現すること」、「これにより、産業構造や労働環境を効率化し、多様なライフスタイルの実現や新たな価値を創造できる豊かな社会を実現すること」を基本理念として掲げ、①デジタル化によるSDGs達成戦略、②データ流通戦略、③AI/IoT利活用戦略、④サイバーセキュリティ戦略、⑤ICT海外戦略、オープンイノベーション戦略の6つの戦略を推進することとしている。

この戦略を踏まえ、総務省では、6月8日、9日に開催されるG20茨城つくば貿易・デジタル経済大臣会合などに対応し、国際的な合意形成を踏まえたSociety 5.0のグローバルな展開、AI時代に向けた未来像の検討や社会課題解決の方策の具体化等を通じて、「ICTグローバル戦略」を推進することとしている。

1990年代後半のパソコンやインターネット、携帯電話などの急激な普及とそれに伴う経済や社会、生活の変化は、2010年代に入っても続いている。特に自動運転やAIなどが注目されているが、先日、横浜市南部で自動運転の新交通システムによる逆走事故が発生している。技術の進歩に人間が追い付いているといい難い現状にある中、技術の進歩以上に人間の成長も求められている。


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