2018年10月15日 「秋には魔物がすむ」のアノマリーは・・・

9月相場のパフォーマンスが悪いことから、「秋には魔物がすむ」といった株式市場のアノマリーが気懸かりであった。しかし、アノマリーに反して日経平均株価は、月末から翌月のはじめにかけて急上昇。2日終値は2万4270円と年初来高値を更新するとともに、バブル崩壊後の1991年11月以来、27年ぶりの高値水準となった。結局9月相場は1254円(5.5%)高で4カ月連続上昇に終わった。秋にすむという魔物は9月に出現しなかった。

27年ぶりの日経平均株価更新もつかの間、先週後半に米金利上昇が引き金となった世界同時株安。9月の上昇分は吹き飛んでしまった。「幽霊の正体みたり枯れ尾花」という句があるが、どうやら魔物の正体は米金利の上昇にある。

魔物といえば、今年も10月31日の日没後の渋谷駅前交差点でハローウィンの仮装した群衆で溢れることだろう。今や年中行事の様相として定着した感もある。仮装の中にゾンビ姿が多いが、これこそ秋の魔物かと思えなくもない。ハローウィンとは一体何の祭りなのか素朴な疑問に駆られる。冬の入り口を祝うケルト人の祭りである「サーウィン」(11月1日)は、ケルト暦の新年だそうだ。人々がその夜に、祖先の霊や親しかった死者を家に招いてもてなす日という。近年若者がゾンビのような仮装をして、街を練り歩くのは祖先の霊や親しかった死者に扮した変装なのかと思うけれど、あの馬鹿騒ぎだけは理解できない。

さて、日経平均株価が心理的節目である2万4000円台に乗せた。その原動力は、米国株の上昇と円安・ドル高を好感し、慎重姿勢の強かった外国人投資家が買いに転じたことにある。と同時に、自民党総裁選を制した安倍政権の長期安定を評価する海外勢の日本株買いに拍車がかかったことだ。短期的な株価の上昇で市場の過熱感も強まり、適時の調整時期を迎えたといえる。しかも、「セルインメイに続くカムバックインセプテンバー」や「ハローウィンに株を買え」という相場格言や、現職大統領の2年間の政策に対する「信任投票」の意味合いを持つ中間選挙、「中間選挙後は例外なく株高」といったアノマリーもある。ただ今回の選挙結果によっては、時節はずれの魔物となるのではといった警戒の声も囁かれる。市場の動きに目を離せない政治の季節は続く。


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