2018年10月1日 時代の寵児によるプロ野球界への参入劇

プロ野球ペナントレースも愈々終盤、クライマックスシリーズ(CS)進出を目指す激戦が展開されている。衣料品通販サイト「ゾゾタウン」を運営する株式会社ZOZOの前澤友作社長(42歳)が、7月下旬ツイッターで球団経営を表明した。以前からロッテに球団の買収を持ちかけていたと云われている。同社は既に2016年12月1日から10年契約で、幕張にあるロッテのホームグラウンドを「ZOZOマリンスタジアム」に改名した。今回のプロ野球球界への参入発言の背景は、ソフトバンクや楽天による球団保有でブランド浸透に極めて効果的であることを実証しているからである。

前澤氏は千葉県鎌ヶ谷市出身で、本社も千葉市美浜区に置き、千葉をこよなく愛する地元愛の強い人物で、ロッテ以外の球団には見向きもしないそうだ。ツイート発言は、ロッテ球団買収が思うように進展しない中、球場での一糸乱れぬ応援で有名な若いロッテファンへ訴える戦術かもしれない。ただ、ロッテはパ・リーグの最古参球団で、しかも親会社であるロッテグループは売り上げ6兆円の世界的な企業である。「身売り」というネガティブにとられかねない買収である以上、困難を極めることであろう。

球団買収で思い出されるのがホリエモンことライブドア時代の堀江貴文氏(45歳)である。2004年経営難でオリックス球団に合併が決まっていた近鉄球団の買収、さらには東北に新球団の設立を発表したが、最終的には楽天が球界参入した。堀江氏の買収劇は失敗に終わった。最近の堀江氏は、宇宙飛行事業に挑戦中で、2013年には北海道大樹町にロケット開発企業インタ―テクノロジスに設立した。民間単独で民生部品を使った小型ロケット「MOMO」の打ち上げは初号機、2号機と失敗。これにめげることなく3号機を開発中である。筆者の記憶では元ライブドアの関係者の中にはスペ-スデブリの除去事業に取り組んでいた人物もいた。何故かホリエモンの仲間には、VBの先駆けとなるDNAの持ち主が多いことに今更ながら驚きを覚える。

さて、前澤氏は堀江氏とも親交があるそうだが、40歳代のエネルギッシュな行動力はともに共通しており、今日の日本に活力を注入しているように思えてならない。またホリエモン世代をX世代というそうだが、次に続くY世代、更にはZ世代のチャレンジする人への励みになることを確信しつつ、新たな時代の寵児の出現に期待したい。


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