2022年12月2日 【近畿大】農学部学生が病院食のオリジナルメニューを考案 今が旬の曽爾村産「ほうれん草」を使用した茶碗蒸しを提供

■ポイント□

〇農学部と奈良病院が連携して取り組む「食事満足度向上プログラム」の一貫として実施

〇近畿大と包括連携協定を結ぶ曽爾村から提供された「ほうれん草」を使用

〇学生は患者に栄養価が高い食事と楽しい食事環境を提供する方法を実践的に学習

 

近畿大学農学部(奈良県奈良市)食品栄養学科は12月4日㈰に、近畿大奈良病院(奈良県生駒市)の入院患者の食事メニューとして、今が旬の冬野菜である「ほうれん草」を用いた学生考案のオリジナルメニューに、手作りメッセージカードを添えて提供する。今回使用する「ほうれん草」は、近畿大が包括連携協定を結ぶ奈良県曽爾村から提供されたもの。

近畿大食品栄養学科では、病院食の質の向上を目的に、平成28年(2016年)4月から近畿大奈良病院と連携して、入院中の患者を対象とした「食事満足度向上プログラム」を実施している。

今回は、包括連携協定を結んでいる曽爾村の協力を得て、村内の協力農家が栽培した安心・安全で栄養豊富なほうれん草を使用した農学部生考案のオリジナルメニュー『緑の茶碗蒸し』を病院食として提供する。

このメニューは、ほうれん草をPRするために曽爾村運営の「そにのわの台所katte」と、近畿大農学部農業生産科学科が共同で制作したレシピブック「曽爾村産 ほうれん草 レシピブック」に掲載されているもの。学生手作りのメッセージカードを添えて、四季を感じにくい入院患者に少しでも〝冬〟を感じてもえるよう、楽しい食事環境を提供する。


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