2022年7月6日 科技審研究力強化委で委員から懸念の声(第9144号)

地方大学は「細かく分散し過ぎ」
科技審研究力強化委で委員から懸念の声
〝厚い層〟構築へ 連携強化や組織対応を

わが国大学研究力を強化するためには、多様な研究大学群の形成が従来以上に求められている。文部科学省の科学技術・学術審議会の下に設置されている大学研究力強化委員会で、これまで5回にわたる議論が重ねられ、委員からは「優れた研究を行っているものも多いが、細かく分散し過ぎている」と、わが国地方大学の現状に対する懸念の声があがっている。その上で、「ある程度の規模を必要とする活動を行えない」といった課題を抱えるとし、他大学との連携を強化することで、大学の層を厚くすることを求める意見が寄せられている。また、外部資金を使用する際にも、「時間も手間もかかり過ぎている」と、わが国大学の問題点をあげ、特定の事務を免除する役職を設けるなど、組織レベルで対応することを求めている。

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