2020年7月15日 科技イノベ基本計画策定で議論の方向性(第8866号)

大学改革「次期基本計画中に完遂を」
科技イノベ基本計画策定で議論の方向性
国立大は「横並び脱却し独自性・個性発揮へ」

「これまで進めてきた大学改革を次期基本計画中に完遂しなければならない」。2021年度(令和3年度)に始まる次期科学技術・イノベーション基本計画は、こうした強い使命感を踏まえた議論が進んでいる。このほど開催された総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)の専門調査会で示された検討の方向性案では、あらためて大学改革の必要性が強調されるとともに、高等教育機関に対して、「互いの競争のなかで既存の大学秩序を打ち破るような活力ある大学経営を後押しする必要がある」との考え方を打ち出している。特に国立大学に対しては、横並び一律の仕組みから脱却し、各大学が独自性と個性を発揮できるよう、大学の経営力の強化を図ることを求めている。

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【目次】

〔通 知〕
7月豪雨被災の就学機会の確保等

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