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研究機器の共用「機関全体で推進」
科技審部会が次期計画に向け中間まとめ
協力研究者へのインセンティブ提供も提唱
科学技術・学術審議会研究開発基盤部会が作成した第６期科学技術基本計画に向けた重点課題の中間まとめ「『研究力向上』の原動力である『研究基盤』の充実に向けて」が、去る６月25日に文部科学省から公表された。２０２１年に始まる次期基本計画での研究施設・設備・機器のあり方などを示したもの。研究機器の〝共用〟に向けた意識が高まらない理由として、「すべて自分で持つ」との考えから転換できない現状があると指摘し、トップマネジメントとして、研究機関全体で戦略的に機器の共用を推進するよう求めている。また、機器の共用化に協力する研究者に対しては何らかのインセンティブを提供すべきとしている。
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【目次】
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