2019年4月12日 大学入試の公正確保で有識者会議が経過報告(第8692号)

大学入試の公正確保で有識者会議が経過報告
受験者情報非表示や複数人での採点・確認など
5月に最終報告、6月に実施要項を改訂(文科省)

一部大学での医学部医学科入試で不適切な事案が発生したことを踏まえて、大学入学者選抜の公正確保等に向けた方策について検討していた文部科学省の有識者会議は、審議経過報告を4月5日に公表した。大学入学者選抜は各大学の責任で実施されるものであるとの認識を示した上で、広く社会から理解と支持を得られるよう〝公正性〟が強く求められることを強調。大学入試プロセス全体を通じた公正確保が不可欠であり、各段階での改善方策を示している。採点時に受験者情報をマスキング(非表示)し、複数人での採点・確認するなどの方策を求めている。また、試験問題と解答等の公表と希望する受検者本人への成績開示により、疑念を解消することも、信頼確保に向けた取組としてあげている。

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【目次】

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