2020年5月27日 医学部長病院長会議が財政支援を要請(第8845号)

医学部長病院長会議が財政支援を要請
大学病院、感染症対応で4900億円減収
「補填しないと医療崩壊」「財務苦境で職員の減給も」

新型コロナウイルス感染症対応のため、全国大学病院の財政状況が急速に悪化している。こうした状況を受け、全国医学部長病院長会議や国立大学協会などが5月18日に首相官邸を訪れ、安倍晋三内閣総理大臣に対して、財政支援を行うよう要請した。感染症対応による減収は4月に354億円となり、4月から9月までの半期で2588億円、さらに4月から来年3月までの通年に至っては4864億円にのぼると指摘。ここ数年続く運営費交付金の削減や諸経費の高騰などにより、国立大学をはじめとする大学病院はほとんど内部留保金がない状態にあることから、「2~3ヵ月以内に必要経費の補填をしないと医療崩壊を招く」と惨状を訴える。

続きは有料になります。

【目次】

〔通 知〕
国費留学生の学業成績等について

本紙の特色  『文教速報』は全国の国立学校、独立行政法人等の動向・人事等を中心に編集し週3回刊行。全国の文教関係に携わる読者に最新の情報をお届けしております。
特に国立大学の再編・統合、平成16年4月からの独立行政法人への移行等、最新の情報をもれなく掲載しております。
購読料金 月額 7.020円 (税込)
刊行日 隔日 月・水・金/祭日は休刊
E-mail bunkyo@kancho-t.com

株式会社官庁通信社
〒101-0041 東京都千代田区神田須田町2-13-14
--総務部--TEL 03-3251-5751 FAX 03-3251-5753
--編集部--TEL 03-3251-5755 FAX 03-3251-5754

Copyright 株式会社官庁通信社 All Rights Reserved.