2019年2月21日 3地域の「世界農業遺産」への認定申請を承認 「日本農業遺産」に認定する7地域を決定(第4946号)

3地域の「世界農業遺産」への認定申請を承認
「日本農業遺産」に認定する7地域を決定

農林水産省は、1月24日に開催した「世界農業遺産等専門家会議」の評価結果を踏まえ、世界農業遺産への認定申請に係る承認、日本農業遺産の認定を行う地域を決定した。
今回、日本農業遺産に認定されたのは、山形県最上川流域の「歴史と伝統がつなぐ山形の『最上紅花』~日本で唯一、世界でも稀有な紅花生産・染色用加工システム~」、福井県三方五湖地域の「三方五湖の汽水湖沼群漁業システム」、滋賀県琵琶湖地域の「森・里・湖(うみ)に育まれる漁業と農業が織りなす琵琶湖システム」、兵庫県兵庫美方地域の「兵庫美方地域の但馬牛システム」、和歌山県海南市下津地域の「下津蔵出しみかんシステム」、島根県奥出雲地域の「たたら製鉄に由来する奥出雲の資源循環型農業」、愛媛県南予地域の「愛媛・南予の柑橘農業システム」の7地域の農林水産業システム。
さらに、滋賀県琵琶湖地域、兵庫県兵庫美方地域に、平成29年3月に日本農業遺産に認定されている山梨県峡東地域の「峡東地域の扇状地に適応した果樹農業システム」を加えた3地域の農林水産業システムについて、世界農業遺産の認定申請が承認された。

続きは有料になります。

【目次】

〔今日の話題〕
公立学校施設の長寿命化計画が低迷 策定完了目標の2020年度まで2年(文科省)

本紙の特色  『土地改良情報』は農林水産省の農村振興局が実施する環境との調和やストックマネジメント(既存施設の有効活用)などに重点を置いた農業農村整備事業について、一つ一つの施策を丁寧に掲載しております。
中央からの情報だけでなく、検討会や審議会などで出された各都道府県からの要望や提案なども積極的に取り上げております。また、農村振興という観点から、都市と農山漁村の双方向で行き交う新たなライフスタイルを提案する「都市と農山漁村の共生・対流」への取り組み、新規就農や農家の担い手育成に関することなど、農村の現状を踏まえながら紹介しております。
購読料金 月額 6.480円 (税込)
刊行日 毎週月・木曜日/祭日は休刊
E-mail tochikai@kancho-t.com

株式会社官庁通信社
〒101-0041 東京都千代田区神田須田町2-13-14
--総務部--TEL 03-3251-5751 FAX 03-3251-5753
--編集部--TEL 03-3251-5755 FAX 03-3251-5754

Copyright 株式会社官庁通信社 All Rights Reserved.