2021年12月22日 知的財産保護制度の認知拡大へ 農林水産省と特許庁がコラボ企画 「BUZZMAFF」で動画を配信

農林水産省は、地理的表示(GI)保護制度、品種登録制度といった知的財産制度を扱っているが、それらをより多くの人に知ってもらうため、同じ知的財産制度を所管する特許庁とのコラボ動画「特許庁の職員は『東京特許許可局』と噛まずに言えるのか?タガヤセキュウシュウ」を農林水産省公式YouTubeチャンネル「BUZZMAFF」にて公開した。

「農業」の切り口から知的財産権を紹介

「地理的表示(GI)」は、全国各地の風土や伝統が育んだ、特色ある食品・農林水産物等の名称を国が登録し、保護する制度。1900年代初頭にヨーロッパで創設され、世界100ヵ国を超える国で保護される制度で、英語表記「Geographical Indication」の頭文字をとって「GI」と呼ばれる。

農林水産省と特許庁が連携した今回のコラボ企画は、「農業」の切り口から知的財産権について紹介するもの。農林水産業を支える知財の紹介を通じて、幅広い層に地理的表示(GI)・商標等を身近に感じてもらうことを目的としている。

具体的に、地理的表示(GI)保護制度や特許、意匠、商標制度を多くの人に知ってもらうため、農林水産省と特許庁の両省庁がそれぞれコラボ動画を制作し公開している。

また、このコラボ企画を受け、農林水産省では、GIに関するよくある問い合わせとその回答(FAQ)を新たに農林水産省ホームページに公開した。

 

コラボ動画の内容

▽農水省:特許庁の職員は「東京特許許可局」と噛まずに言えるのか?

「タガヤセキュウシュウ」の白石と野田が特許庁とコラボし、知的財産制度の紹介をしつつ、特許庁の職員は早口言葉「東京特許許可局」が言えるのかを検証する。動画の後半では、特許庁の森長官への突撃インタビューを敢行する。

▽特許庁:特許庁にバズマフ襲来⁉知財愛を白石さん・野田さんにぶつけてみた!

BUZZMAFF動画の続編の形で、特許庁職員がBUZZMAFFの白石・野田に「知財愛」を「農業」というキーワードを通して伝える。


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