2019年6月25日 昨年の救急搬送、660.5万件 9年連続で過去最多を更新 消防庁

総務省消防庁は19日、2018年の救急出動件数が、速報値で660万5166件になったと公表した。前年からは26万3019件増えており、9年連続で過去最多を更新している。搬送人数も前年比22万4116人増の596万202人と、過去最多を記録している。

出動理由では、「急病」の429万5076件が最も多く、全体の65.0%を占めた。次いで、「一般負傷」が99万7541件で15.1%、「交通事故」が46万23件で7.0%となった。種別ごとの推移をみると、「急病」と「一般負傷」の割合は増加している一方で、交通事故の割合は減少傾向にある。

搬送人員を年齢別にみると、最も多いのは高齢者の353万9167人で、全体の59.4%を占めた。次いで成人の193万5776人(32.5%)が多く、そのほかは乳幼児の26万6087人(4.5%)や少年の20万5950人(3.5%)、新生児の1万3222人(0.2%)が続いた。

搬送時の傷病の重さでは、外来で十分な「軽症」が290万8667人と全体の約半数にあたる48.8%を占めた。入院の必要な「中等症」も248万4790人で41.7%と多い一方、3週間以上の長期入院が必要な「重症」は48万4678人で8.1%にとどまっていた。また、搬送された7万7698人(1.3%)は搬送時に死亡している。

地域別にみると、出動件数は全都道府県で増加。全国の増加率4.1%に対し、三重県(6.8%)や福井県(6.6%)、愛知県(6.0%)などは高い伸び率となった。搬送人員も沖縄県を除く46都道府県で増加。こちらも三重県が7.0%と最高の伸びを示したほか、福井県(6.6%)、大阪府(6.1%)などが高い数値を記録している。

 

事故種別の救急出動件数と構成比の5年ごとの推移(消防庁資料より引用)


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