2018年2月28日 平成30年の全国山火事予防運動を実施 統一標語は「小さな火 大きな森を 破壊する」

林野庁は、「平成30年全国山火事予防運動」を3月1日から7日にかけて実施する。今回は「小さな火 大きな森を 破壊する」との統一標語の下、全国的に重点事項の啓発活動や山火事予防意識の高揚などが推進される。

平成30年山火事予防ポスター

例年、冬から春にかけて、山では枯葉や枯草が多くなることに加え、空気の乾燥や季節風、またはフェーン現象などの気象条件等から、山火事発生の危険性が高くなる。山火事は、いったん発生するとその消火は容易ではなく、一瞬にして貴重な森林を消失するとともに、その回復には長い年月と多くの労力を要する。特に、これから暖かくなるにつれて山に入る機会も多くなるが、空気が乾いている日や風が強い日にはたき火や野焼きをしないなど、火の取り扱いには十分な注意が必要となる。

こうした中で実施される「平成30年全国山火事予防運動」は、広く国民に山火事予防意識の啓発を図るとともに、予防対策を強化し、森林の保全と地域の安全に資することを目的としている。今回は、「小さな火 大きな森を 破壊する」を統一標語とし、消防庁等が実施する春季全国火災予防運動と同一期間の3月1日から7日までを期間としている。

取り組みでは、ハイカー等の入山者、森林所有者、林内・森林周辺の農地や作業現場の作業者、地域住民、小中学校の児童・生徒等を対象に重点事項の啓発活動が実施される。

また、駅、市町村の庁舎、学校、登山口等への警報旗、山火事予防ポスター等の掲示やテレビ、ラジオ、有線放送、新聞、インターネット等の各種広報媒体の活用等により、入山者、地域住民等に対する山火事予防意識の高揚が図られる。

加えて、火災警報発令中など、火災の発生しやすい時期には、関係機関が協力して住宅地等に近い森林での重点的なパトロールを実施するなど、森林の保全管理体制の強化を図ることで火災の未然防止、早期発見に努めるとしている。

さらに、消防機関等と森林所有者の連携が一層図られるとともに、初期消火を中心とする消防訓練、研修会、予防や消火資機材等の適切な点検、管理等を実施し、地域の実情に即した予防対策を計画的に講ずるよう努めていくとした。

このほか、地域住民、森林所有者等による山火事予防組織の育成強化が図られるとともに、こうした組織が地域の防火クラブ等の民間防火組織と連携を図り、予防活動を行うよう要請が行われる。

啓発活動の対象となる重点事項

○枯れ草等のある火災が起こりやすい場所では、たき火をしないこと
○たき火等火気の使用中はその場を離れず、使用後は完全に消化すること
○強風時や乾燥時には、たき火、火入れをしないこと
○火入れを行う際、許可を必ず受けること
○たばこは、指定された場所で喫煙し、吸いがらは必ず消すとともに、投げ捨てないこと
○火遊びはしないこと


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